Brother HL-2170Wの無線LAN接続設定でハマる

無線LAN接続できるレーザプリンタ Brother HL-2170W の接続でハマった。

1.設定方法が面倒


HL-2170Wの無線LAN設定は、添付のCD-ROM付属ソフトからしかできない。
OEMしているFuji XEROX機のようなディスプレイや十字キーがないので、本体からは設定できないのだろう。
BrotherのWebサイトからダウンロードできるドライバでは、無線LAN設定ができない。
CD-ROMを紛失したときのためにも、ユーティリティ類も公開してほしいものだ。

2.無線LANの接続確認がない


マニュアルに書いてあるように、強く推奨されている「一時的にネットワークケーブルにつなぐ」方法で、設定した。
接続した環境は、Apple Time Capsuleで、セキュリティは、WPA2 Personal。
プリンタを選択し、SSIDを選択し、ネットワークパスワードを入力して、ケーブルを外す。
その後、ドライバインストールして再起動。
再起動後に、プリンタの設定ダイアログが表示されるが、何もリストアップされない。


もういちど、設定しなおそうとすると、プリンタの選択ができない。
いちど失敗すると、ネットワーク設定をリセットしなければならない。
リセット方法は、Goボタンを押しながら電源オン、Goボタンを離して、Goボタンを7回連打する。


ネットワーク設定のテストプリントを見ると、

Failed To Associate

となっていたので、無線LANにリンクできていないことがわかった。
設定ソフトウェアでは、無線LANに接続できているかどうかを確認してくれない。
このテストプリントだけが唯一の確認方法だ。


原因は、Encryption Modeだった。
デフォルトは、「TKIP」となっているが、ここを「AES」にしなければならない。
Time Capsuleの設定には、TKIPもAESの文字も見当たらないので、どちらかわからなかった。

3.まとめ


無線LANの設定は、不親切すぎるのではないか。
無線LANの接続は、パスワード入力後に確認できるようにしてほしいし、接続できなかった場合は、すぐにリトライできるようにしてほしい。
何度も、ネットワーク設定のリセットとネットワークケーブルの接続を繰り返して、本当に時間がつぶれました。
無線LAN接続のプリンタ設定は、はじめてだったけれど、ブラザー以外のメーカーも、こんなに面倒なのだろうか。


以上、英語版OSで使っているため、日本語OSでは、表記がちがうかもしれない。