ライブドア祭

さいきんのTVのライブドア祭はすごいですね。
 
本日の「報道ステーション」。
任意聴取に応じている取締役について、高校時代の同級生の話を延々と紹介していた。
「彼は野球部だったが、一度もレギュラーになれなかった。
 非公式試合で一度だけユニフォームを着て、記念撮影した。」
はい? それが何か? 今回の強制捜査と何の関係がありますか?
報道は、話題の人物なら、いくらでも私的な領域に土足で踏み込んでも構わないんですね。
取材しても面白い事実が引き出せなかった記者はお気の毒だが、こんな与太話をトップニュースで採用するデスクの気が知れない。
わたしが知りたい真相は、そんなことではない。
逆に知りたくもないことを、押し付けられてしまった。
 
興味深いことに、きょうのライブドアのリリースに、「公共性」の文字がある。
ライブドアは、自社に不利な情報も含め「ライブドア強制捜査」を報じている。
フジテレビは、去年「ニッポン放送株取得騒動」のとき、一切のだんまりを決め込んだ。
どちらが、「公共性」を考えているのだろうか。
 
強制捜査を受け、今後のポータルサイトlivedoor」の運営に関して
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2006_0119_01/headlines
 
livedoorニュース ライブドア強制捜査
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2006_0116_01/headlines