受話器
明日の朝の京成スカイライナーの特急券を予約したい場合、どうする?
電話やインターネットの予約は2日前で締め切られているが、予約センターに電話して聞いてみる。
すぎ「明日の朝の空席ありますか?」
京成「ありますよ」
すぎ「駅まで買いにいけばいいんですよね?」
京成「近くにam/pmがあれば、そこでも買えますよ」
ということで、am/pmに行ってみた。
ロッピーみたいな端末をさがす。
…ない。
ロッピーみたいな端末をさがす。
…あった! あれ、なんか違う。Edy? 電子マネーの何からしい。
ロッピーみたいな端末をさがす。
ロッピーみたいな端末をさがす。
…ない。ないんだな、この店には。別のam/pmを探すか…。
店を出る。
…あるじゃん!
店頭の看板に、「CNプレイガイドBOX」って書いてある!
もう一度、入店。
ロッピーみたいな端末をさがす。
…うーん、ない。店員に聞くか。
と思ったとき、店のコピー機とレジの間の奥地にありました。
それは、受話器。
受話器ですよ。
受話器しかない。
いや、正確には受話器と5個くらいのボタンしかない。
ロッピーみたいな端末だと思い込んでいたので、まったく気がつかなかった。
なになに…「ボタンを押すとオペレーターに直接つながります」だって。
自動応答ばかりの世の中で、いきなりオペレーターにつながるとは、太っ腹なサービスだ。
受話器を手に取り、「チケット」ボタンを押してみる。
リーン、リーン…
誰も出ない。待つ。
リーン、リーン…
待つ。
リーン、ガチャ
出た。オペレーターのオジサンだ。
すぎ「スカイライナーの予約ってここですか?」
オペ「スカイライナーは『レジャー』ボタンを押してください」
すぎ「あ、では、かけなおします」
オペ「まあ、次からは気をつけてくださいね。今回は、このまま受け付けます」
すぎ「あ、ありがとうございます」
うーん。ボタンは複数だけど、つながる先は一緒なんじゃないか?
無事に予約できましたとさ。
それにしてもコンビニに行って受話器をとってオペレーターと話すとは予想外でした。