あるある検証番組

今晩放送の関西テレビ「あるある検証番組」。
mixi日記で知って、あわてて最後の10分間くらいを見ました。
内容は、制作者アンケートの回答文、調査委員会の報告書、識者のインタビュー、系列局へ寄せられた意見など。
 
いやはや、つまらなかった。
というか、ワザとつまらなくつくってる。
ずいぶんと姑息な手をつかいましたね。
民放は、面白い番組作って、数字稼ぐのがナンボでしょう。
もっとかっこよく作らないと、誰も見てくれないことは承知の上ですよね。
ふだんの番組づくりのノウハウを活かさないのは、なぜでしょうか。
 
全国ネット放送を説明するのに、仕組みとしての発局と受局の図を持ち出して、受局にも放送地域への責任があるとかなんとか…。でもネット放送には、経営や販売とか、もっと本質的な問題があるはずですよね。視聴者を煙に巻いてどうするんでしょう。
 
スタジオに、男性アナウンサーと女性アナウンサーを並べて、神妙な顔で詫びるなんて、もうなんのひねりもないというか。
 
真面目な顔して「ごめん」と言えば済むと思ってるところが、子供っぽくって、見ていて恥ずかしくなってしまいました。こんなの、お調子者の悪ガキが叱られた瞬間だけシュンとなってる図とおんなじですよ。視聴者はもっと突っ込んだ検証を求めているのに、表面だけ取り繕って、全然腹を割って話をする気がないみたい。
 
と、最後だけ見ての勝手な判断だけど、全体を見てもそう変わらないと思います。